「蘭お姉さんが試合する会場ってどこなんでしょう。広くてわかりませんね。」 会場をなかなか見つけられない探偵団。 「おめぇらまだこんなところにいたのか？」 そこへコナンが。 「あ！蘭お姉さん！」 試合会場にいた蘭と会うことができた。 「みんなきてくれたの？ありがとう！！待合室にお菓子があるけど食べる？」 「いいの？やったぁ〜！！」

　怪しい人が荷物をあさっていたと聞いて蘭はあわてて荷物を確かめた。 「大丈夫みたい、よかった。そうそうこのおまんじゅう食べたいんでしょ？」 「食べていいのか？」 待ってましたとばかりに元太が箱を開けた。 「あら？何だか減ってるみたい。」 １０個入りだったので平次と和葉が１つずつ蘭も１つ食べて７つ残っているはずだ。それが５個に減っている。 「その怪しいおじさんが食べたんじゃないですか！？」 「これは探偵団の出番ね！！」張り切る３人。 「たかがまんじゅうでよくやるよな・・。」 コナンは興味が無さそうだ。 光彦がまるめてあったおまんじゅうの包み紙に何か書いてあるのを見つけた。

　　「なにそれ？おまんじゅう？」「あ、それね、さっき待合室で蘭ちゃんがもらいもんやゆうてくれてん。」誰かの差し入れだろうか。 「お前もあのねえちゃんとこ行ってたっぷり応援した方がええんとちゃうか。」「蘭ちゃんならさっき試合会場に行くゆうてたよ。じゃあ、あたしらも蘭ちゃんに 何か買うてくるからまたな。」