満月の夜に何かが起きる。


No.25  人間の行動は月に支配されている。












 

 

 















本 日 4 月 17 日
満   月

月齢15.695








今から9年前の1994年にある一冊の本に出会った。



本のタイトルは「満月と魔力」の謎
兵庫県警巡査部長 黒木月光 著  と言う本なのだ。
これを読んでものすご〜〜〜〜〜〜〜く興味がわいた。















「 月 」








地球から約38万4400km離れた軌道上を回り7.35×10の22乗kg
(7350京t、0が18桁もつく無限大に近い数字である)
の質量をもつ、地球の衛星である。



公転周期は約29.5日



この間、新月→上弦の月→満月→下弦の月→新月と言うサイクルで満ち欠けを繰り返しているのは、誰でも知っていることだ。




月の半径はおよそ1738kmで、地球の約3分の1弱になる。
質量は地球の約1.2%、表面積は7.4%体積は2%である。


太陽系の中でこんなに大きいな衛星がほかにあるだろうか。












古代神話の代表的なものといえば、
シュメール神話にはじまって、エジプト神話、ギリシャ・ローマ神話、
フェニキア神話、インド神話などがあげることが出来る。

詳しく知りたくば、各自で・・・





いずれも月は女神として登場する。




イアンナ(シュメール神話)イシス(エジプト神話)、アルテミス(ギリシャ神話)
ダイアナ(ローマ文明)、アナト(フェニキア神話)、カーリー・マ(インド神話)
といった具合である。何かFFみたいな・・・



誰もが豊穣ほうじょうを約束する女神である反面、
相当に冷酷な性格である所も共通している。






メジャーな神話以外にも月にはさまざまなエピソードとともに登場する。



南太平洋や南米、アフリカ、アボリジニ・・・原住民族のあいだにも
月にまつわる民話・伝承の類が数多く残っている。


ブラジルのカシナウア族の神話にはいささか興味深いものがあるので、
ちょっぴっと紹介。














太古の昔、この地ではマリナウアとクタナウアという

二人の神が争っていた。

ある時、マリナウアはクタナウアに首を斬られてしまう。

が、首は地に落ちることはなく、反対に天に昇って

月となった。

その直前首は仲間達に向かってこう語った。

「友人達よ、私は月になるだろう。私の目は星になり、

私の血は虹になる。

その時から、お前達の妻と娘は血を出すことに

なるだろう」






そして予言どおり、首が月になったときから、

女達の月経というものが始まるようになったのである――――――。








この神話は月が人間に及ぼす影響の一端を物語っているといえるだろうが、

その話はひとまずこっちに置いておく。











ちなみに日本の月の女神は






ツキヨミノミコトの名で古事記・日本書紀に登場する。
ツキヨミノミコトは国土創世記の神・イザナギノミコトの右目から生まれたとされ
左目からは太陽神のアマテラスオオミカミが生まれたとなっている。
この神話以上に日本人にはおなじみの月の物語がある。




――――そう!平安初期に書かれたといわれる








「竹取物語」だ。








竹から生まれたかぐや姫はじつは月から来た姫君で、
最後は月からの迎えがやってきて月に帰っていくというこの物語は、
当節のSFにも劣らぬ壮大なスケールとイマジネーションに満ちている。



それも月の神秘性が昔日の物語作家の想像力をかきたてたものと見るべきか。



月の神秘性、とりわけ月の恐ろしさを伝えてあまりある伝説となれば、





何と言っても「狼男伝説」






満月の光を浴びると狼に変身してしまう男の伝説は、


古代ローマの昔から、やはり世界中に見出す事が出来る。
しかしながら伝説を生む原型となったできごとは現実にあったのでは?
普段は普通の人間だが、満月になると異様な暴力衝動に駆られ、狂ったような攻撃的ふるまいを見せる男が本当にいたのではないだろうか。






これこそ狼男伝説の起源だったに違いない。・・・だろう?








狼男ほどではないが、
日本でも月と体の変調を伝える俗信がある。





三日月が東方から昇る頃、および西方に沈む頃を目撃すると、

病気などの不幸な目にあうと信じられていた地域があった。

このため三日月の昇るとき、沈むときには豆腐を供えてこれを拝む。

すると体が丈夫になるとの俗信が静岡県の広くであったそうである。

また、この豆腐を食べると腹痛が治るとも言われていたという。





これも、月の支配的な力への崇拝と畏怖とを示す
風習にほかなるまい。

意味がいまいち分かんないけど・・・













月に支配的な力が?












これは断じて「オカルト」ではないし

「単なるイメージの話」でもない。

何かそんなドラマ・映画あったよなぁ〜何やったっけ?
・・・・・・・・あ!そうそう!「アナザヘブン」じゃなかったっけ?






目に見えない力は信じられないだろが、

その気になれば月の力はいつでも目撃可能なのだ。














海の満ち潮、干潮のことをお忘れでは?













この現象が月の引力の作用で起こることは、誰もがよく知っている。
海岸に半日程座って海の満ち干を眺めることで、
月の力ははっきり「目撃」できる。
潮に関しては、満ち潮が広い河口をさかのぼっていくとだんだん成長して
河の両岸に津波となって押し寄せる事がある。

ボア・・(海嘯)かいしょうと呼ばれる現象だ。


最大のものが、アマゾンの大逆流――――ポロロッカだ。
高さ3〜4mの波が、12kmの川幅いっぱいに
時速30〜40kmの猛スピードで襲いかかってくるのだ。
このポロロッカが起きるのは毎年6月の満月の日とわかっているのだ。
満月は狼男だけでなく川も凶暴にする。

―――月の引力が作用していることは疑いない。
















満月と産卵の不思議な関係。





・・・色々長い話があるが、ここでは割愛する。
ってかめんどくさい。


サンゴというものが珊瑚虫の群体、

つまり動物であることは知ってる・・・だろう?

当然産卵をするわけだが、それは満月の夜と決まっている。

海亀の産卵も然り。

ほかにも、海の生物たちの産卵が満月の日と重なる例は、

相当数におよんで見受けられる。

世界各国の神話で、月が豊饒ほうじょうの女神にたとえられていたとは、

前述したとおりである。

「豊饒」には「繁殖」の意も込められているだろう。

すると太古の人々は月と生物たちの産卵の不思議な因果関係にも

すでに気づいていたのかもしれない。











生殖サイクルをつかさどる月






人間の出産も月のサイクルに左右されることが明らかになってる。

日本には昔から「満月の夜には赤ん坊が生まれる」

という言い伝えがあった。



ある実証データによると、

満月、新月いずれの場合も一日前と三日後が出産のピークとなった。

(件数はそれぞれ200件、183件。2日だけで全体の15%を占める。)





なぜか?





月の引力は満月新月の一日前にもっとも激変し

また三日後にはその影響がもっとも大きく蓄積されると考えうる。

月の引力こそが出産の引き金になっている。ということ?

カシナウア族の神話にもあったが、

月が天に昇るようになってから、女たちの月経が始まった。

まさにこの神話はあることを洞察しているのではないだろうか?

すなわち月こそが人間の生殖サイクルをつかさどっているということ。

・・・である。

生殖サイクルのみならず、

月の力は人間の行動サイクルにも深甚しんじんな影響を およぼしている。



















月の引力と地球の自然現象――――
満潮・干潮のメカニズムについて。















潮の干満は海の水が月の引力で

外側に引っ張られるために起きるのです。

満潮となるのは、月の直下とその反対側の点。

その2つの満潮地点の中間が干潮となるのだ。

地球は自転してるので、満潮と干潮は1日2回ずつ、

自転周期の半分の12時間25分ごとに生ずるのだ。

月もまた29.5日周期で地球の周りを公転している。

月の満ち欠けが起きるのはこのためだ。

月は太陽の光を反射して輝いてるので、

月・太陽・地球の位置によって輝く部分が変わる。

太陽・月・地球の順で一直線に並んだとき、

地球からは月の輝きはまったく見えず、新月となる。

逆に地球をはさんで月が太陽の反対に来たときが満月だ。



半月―――上弦・下弦は、月が地球の真横に並んだとき。

新月・満月のころは満潮干潮との差も大きくなる。

大潮である。

月と太陽の潮汐ちょうせきの作用が重なり合うからだ。

逆に半月のときは打ち消しあうことになって

干満の差が小さい小潮となる。






月の引力は、新月・満月に強まり、上弦・下弦に弱まる。

これは宇宙物理学的に証明されている周知の事実である。

新月満月時に出産が多いのも月の引力が強まるからだ。

アメリカ・インディアンの言い伝えにもあるが

「月の引力が羊水を引っ張る」のである。










地球の表面は80%の海と

20%の陸で出来ている。








人体も地球と同じ80%の水分と

20%の固体である。







地球が月の引力で潮汐現象が起きるなら、



人体も月の引力の影響を受けて

体内で潮汐が起きても不思議ではない。








と、いうのが「バイオタイド理論」である。
よくわかんないんだけどもね・・・。








引力の影響によって受ける体内水分バランスが崩れるのだ。

引力が強い新月・満月では、体内の緊張感が高まる。

引力が弱い上弦・下弦時には体内の緊張感がゆるむだろう。

この緊張感の違いが大きく出るのが死亡事故と人身事故だ。







@「 暴 走 型 」 事 故







緊張状態が高まると、

イライラ感情がつもり人間が攻撃的になる。




信号無視・スピードの出しすぎなど

死亡事故につながる無謀運転が誘発される。

月の引力が強い新月・満月に多い。(うっかり型事故も発生はする)







A「 う っ か り 型 」 事 故







緊張状態がゆるむと、

精神的ににも弛緩しかんして注意力が散漫となる。






うっかり運転による人身事故が多発する。

月の引力が弱まる上弦・下弦に多い。(暴走型事故も発生はする)









上弦・下弦は件数こそ多いが大事故までには至らない場合が多いが、

新月・満月時は件数こそ少ないが死亡事故が極端に多い。



この時期に事故を起こせば大事故になる

可能性がある。

















「脳の働きを左右反転させる月」







人間の脳は右脳左脳があって、

右脳は感情的、直感的思考をうけもち、

左脳は、理論的、分析的思考を分担する。



右左どちらの働きが強いかは、人によって個人差がある。



感情的人間(右脳人間)か

論理的人間(左脳人間)

かの違い。






脳が判断を行うためには判断材料の情報のインプットが不可欠。

音声情報の場合入力器官は当然耳と言うことになる。

両耳で聞いてるようであっても実は

左脳関係は右耳、右脳関係は左耳から入って来ることが多い。



理に訴える情報は(言語など)は右耳から

情に働きかける情報(音楽など)は左耳から






しかし新月満月時にこれが反転してしまうのだ



右耳からはいってきて本来は左脳の働きで

論理的に判断が下されるはずの情報が、右脳に届くことになる。

価値判断の基準が変わってしまうのだ。

なぜそうなるのか?さぁ〜私にはわかりかねます。














「満月の夜に殺人事件が多発する」



殺人事件は満月時にピークを迎える。



満月が人間の暴力衝動をあおりり立て凶悪な犯罪に走らせているのだ。

神経が興奮して人間が攻撃的になる。

この攻撃性が他人に向いたとき殺人事件が引き起こされるのだ。

突発的犯行が起きるケースが多い。
















「計画的犯行は半月の日実行される」





上弦・下弦時には計画的犯行が起きるケースが多い。



なぜ計画的犯行が多いのか?

事故はうっかり型だが、犯罪は計画的・・・矛盾してないか?

体の緊張状態がゆるんで・・・言い換えれば



ひじょうにリラックスした状態である・・。



人間の思考力の幅が広がるのもそんなときである。

さまざまな状況を設定して計画を練るには最良の状態であるのだ。

しかし注意を集中する必要があり

すばやい体の反応が要求される場合は話が別だ。

意識が広がりすぎ、かつ身体的反応が鈍くなっているので、

一瞬のうっかり事故を誘発する。

つまり





このときに犯行計画を練り上げて

スケジュール通り実行するのは、

この時期が最適なのだ!




よく私が冬にボードに行くときはたいてい決まって半月の時である。
これも計画的犯行の一つな〜のだぁ〜!















「明智光秀に決意させた新月の魔力」





1582年6月2日に起きた本能寺の変である。

月齢新月当日おまけにこの日は日食でもあった。

太陽と完全に一直線に並んだ月の引力は

通常よりもいっそう強まったと考えられる。

その影響もあって光秀の感情は一気に爆発したのではないか?



もし、信長の出兵がスレていたら、

日本の歴史は大きく変わっていたかもしれない・・・・。














半月には誘拐も多い。



半月の時期に計画的に魔の手を伸ばしてくることが明らかなのだ。










自殺も新月・満月の時期に多発するが、例外もある。



太宰治は48年6月13日愛人と玉川上水に入水心中。

しかし太宰は33年以降4・5回自殺を企てており、

この心中も計画的なものだった可能性が高い。

この日は上弦当日だった。





川端康成は72年4月17日に神奈川のマンションで

ガス管をくわえて自殺している。

遺書はなかったが机の上には

直前まで執筆していたと覚しき原稿が残されていたので、

これは突発的な自殺では?と判断すること十分にできそうだ。

この日は新月当日だった。



















さ て 今 宵 は 満 月 ・ ・ ・

歴史が動く重大な事件がどこかで

起こるのだろうか?

















月の話はまだまだ続く・・・
まだ続くのか・・・・おお〜!!続くさ!めっちゃ・・・・





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