最高時速500`で走る列車が大阪―東京間を約1時間で結ぶ―――――。 そんな夢を乗せたリニアモーターカーの技術が、営業運転可能な水準に近づいてきました。
山梨県にある実験線(18.4`うちトンネル部分16`)で試験走行が続けられ、
累積走行距離は地球約9周分にあたる約35万`。
昨年末(2003年)には最高時速581`を記録しました。 一般の人を招く試乗会は2〜3ヶ月に1度、催しており、体験乗車できます。
詳しくはここへ 実験線は、中央自動車道の大月インターから約15分の山梨県都留市の山中にある。
JR東海と、鉄道総合技術研究所が運営し、これまで約7万人が試乗しているそうです。
試乗車両は4両編成、全長101b。非常に長いくちばし形のの先頭車両が特徴。
乗車の際リニアモーターカーは電磁波を発生させるので、
人体に影響を与えないと言うために
飛行機のような周りを囲まれた昇降口が移動する。
ホームからリニア本体は見えない。車内は新幹線よりもやや小さい印象。 通路の両脇に2列ずつ席が並んでいる。
列車は発進時はタイヤで動いていますが
時速160`前後に達したら車輪走行から浮上走行に代わります。
この時振動音が変わるのでよくわかるでしょう。
出発から約80秒で時速500`になります。
揺れがやや激しくなり、音も大きくなります。
終点までわずか5分。あっという間に終了です。 実験線はあくまでも走行実験のために作られた物ですから
上り下りトンネル部分が大半を占めているので
窓の外の景色を眺める・・・なんて余裕はないです。
あっと思ったらトンネルですから。
・・・なんてまるで乗って来たかのような感想ですが、
本線が仮に完成したとして、
もし仮に停車駅を東京・大阪の他にも作ったとしても、
リニアは動き始めて約80秒で500`に達するので
あまり時間のロス的なものは少ない模様です。 リニアが完成すると東海道新幹線とは反対側の富士山が見れるのです!
山梨での実験は97年から始まり、
来年2005年には専門からが技術の 実験センターの所長によると
「技術的には実用化に近づき、乗り心地も新幹線と同レベル」とにこと。
リニアは中央新幹線とも呼ばれています。
山梨、長野県を経由して東京と大阪を結び、
第2の新幹線として、役割が期待されています。
東海地震が発生した際は東海新幹線を代替えする意味もあると言うのです。
リニアの想定輸送力はピーク時に1時間で片道約1万人、
1日約10万人。
現在の新幹線は1時間約1万5千人、
1日約38万人ですから、完全にカバーできるわけではありません。
政府の検討会議は昨年、需要予測を発表しました。
リニアができると、飛行機の利用者がリニアを使うようになるなどして
東海道新幹線とリニアを合わせた2020年時点の需要予想は、
新幹線だけの今より20〜32%増えるとしています。 問題は建設費です。
昨年2003年発表された試算では8.3兆〜9.9兆円。
採算が取れるのか、土地や資金はどう準備するのか、など課題が残っています。
騒音対策、磁気が人体に与える影響評価など、慎重な検証が必要な問題もあります。
検討会メンバーは、建設推進の立場から
「リニアは日本の技術開発の結集で、実現すると画期的な交通手段になる。 新幹線の軌道は老朽化し始めており、いずれ大規模な改修工事が必要になる。
そのとき、東京ー大阪間の輸送をどう支えるか。
議論をもっと深めるべきだ」と話している。
乗り心地は新幹線並み
日本のリニア開発の歴史
技術開発の歩み
さて皆さん、ではここで知ってるようで知らないリニアモーターカーについて 少しお勉強してみようぢゃぁ〜あぁ〜りませんか!ニヒ( ̄∀ ̄*)ニヒ
リニアモーターカーというか正式名称は 「リニア中央新幹線」といいます。
平成12年度以降は、概ね5年間、実用化を目指した走行試験を 先行区間により継続して行うこととされています
全体概要
建築技術基準
リニア中央新幹線の開業までのフローは?
リニア中央新幹線の実現に向けては、「全国新幹線鉄道整備法」によれば、
現在は、この手続きの中で、建設に必要な調査(5項目)のうち、
今後、21世紀初頭の開業に向けて、山梨リニア実験線でのリニア技術開発の実用化の見極めを平成12年度以降、概ね5年間行い、建設に必要な残り4項目の調査の実施、整備計画の決定、建設主体に対する建設の指示、工事実施計画の作成、そして、国家的プロジェクトとして営業線建設に着手という手順で進んでいくことになります。
開業までのフロー図
21世紀の日本の発展を担う中央新幹線
国家的フロジェクトとしての中央新幹線
国家的プロジェクトとして東海道新幹線の役割を代替補完することが必要とされています。
中央新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づく基本計画路線であり、起点を東京都、終点は大阪市とし、甲府市付近、名古屋市付近、奈良市付近を主な経過地としています。
■中央新幹線が果たす役割
● 国際的な大競争時代における経済社会の発展への寄与
● 災害に強い安全な国土形成への寄与
● エネルギー・地球環境問題への対応
■中央新幹線の輸送システム
中央新幹線に適用が期待される輸送システムには、時代の最先端技術に支えられた、21世紀にふさわしいものが求められます。
JR東海は、将来の経営主体として、中央新幹線実現の際は、その先進性や高速性から超電導リニアモーターカーの採用がふさわしいと考え、同方式の開発を進めております。
■中央新幹線の課題と今後の取り組み
中央新幹線の実現には、超電導リニア技術の完成度をさらに高めていくことが必要であるとともに、JR東海による中央新幹線との一元的な経営を前提としたうえで、中央新幹線がもたらす様々な効果を反映した公的財源フレーム、事業方式によって整備されることが必要となります。
もっと詳しく知りたい人は下記のサイトでお調べください。
http://www.linear-chuo-exp-cpf.gr.jp/kidsweb/index.html/
リニアは開業までに色々とクリアにしていかないといけないことが沢山あるようだ
・・・・と言う事が分かった。
でも実際問題本当に将来リニアが東京大阪間を走る事が出来るのだろうか?
でも実現できればまた一歩手塚治虫の世界に近づくのであろうか?
私が生きている間には完成して欲しいものだ。
完成して欲しい物と言えば我が街のモノレール建設計画だが・・・
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||